米国株 RPS 歴史的大型上昇銘柄の復盤

最終更新:2026年7月11日 · データ出所:RPS Stock リアルタイムデータベース(週間レポート)

クイック解説

米国株の大型上昇銘柄では、RPS120 は通常、株価の本格的な上昇開始の1〜8週前に初めて 80 分位を突破する。 本文は近年の米国株の大型上昇銘柄 6 銘柄の週足チャートと RPS 曲線を復盤し、RPS による銘柄選定の有効性を検証する。事例中の NVDA は区間騰幅 +756%、AVGO は +721%、AMD は +570% であり、いずれも RPS が 80 を突破した後に主昇段(主升浪)を迎えた。米国株は CANSLIM 選定法の発祥地であり、RPS シグナルは米国市場で特に信頼性が高い。

以下の6銘柄はすべて RPS Stock データベースの実際の履歴データに基づく。各チャートの上部は週足ローソク足、下部は RPS120 の曲線で、黄色の破線は RPS が初めて 80 分位を突破した時点(「起動シグナル」)、三角形はその時点の株価位置を示す。

6銘柄の大型上昇株サマリー

証券コード 会社名 所属セクター 区間最大上昇率 RPS120 初回80突破 当時の終値
NVDANVIDIAAIチップ+756.1%2024-07-08$128.14
AVGOBroadcom半導体/ネットワーク+721.3%2024-07-08$171.63
AMDAdvanced Micro DevicesAIチップ/CPU+570.7%2024-07-08$178.69
METAMeta Platformsソーシャルメディア/AI+240.2%2024-07-08$526.28
AXONAxon Enterprise公共安全テクノロジー+297.5%2024-07-08$302.48
AAPLAppleコンシューマーエレクトロニクス/AI+85.6%2024-07-08$227.82
NVDA NVIDIA Corporation +756.1% AIチップ RPSシグナル:2024-07-08
区間最大上昇率
+756.1%
RPS120 初回80突破
2024-07-08
シグナル時の終値
$128.14
現在の終値
$209.31
NVDA NVIDIA RPS K線復盤図

復盤分析

NVIDIA(NVDA)は本局面の AI 計算需要拡大の最大受益者であり、近年の米国テクノロジー銘柄の中でも顕著な上昇を示した銘柄の一つである。RPS120 は 2024 年 7 月に初めて 80 を突破した時点の株価は約 $128、以降 AI データセンター需要の爆発に伴い株価は最高で $175 超まで上昇した。 +756.1%注目すべきは NVDA の RPS が上昇局面を通じて 5 回 80 を突破したことで、これは同銘柄が継続的に市場の先導役であり続けたことを示している。これは CANSLIM における「強い銘柄を保有する」原則の好例である。

AVGO Broadcom Inc. +721.3% 半導体/ネットワーク RPSシグナル:2024-07-08
区間最大上昇率
+721.3%
RPS120 初回80突破
2024-07-08
シグナル時の終値
$171.63
現在の終値
$401.36
AVGO Broadcom RPS K線復盤図

復盤分析

Broadcom(AVGO)は AI ネットワークチップやカスタム AI アクセラレータ(ASIC)分野のリーダーであり、大手クラウド事業者の自社開発 AI チップ需要の恩恵を受けた。RPS120 は 2024 年 7 月に初めて 80 を突破した時点の株価は約 $171.63、以降区間騰幅は顕著であった。 +721.3%AVGO の RPS シグナルは本復盤で 6 回出現しており、本事例中で最もシグナル頻度が高い銘柄である。これは同銘柄が AI 相場を通じて継続的に強さを保ったことを示し、典型的な「スーパー強勢銘柄」である。

AMD Advanced Micro Devices +570.7% AIチップ/CPU RPSシグナル:2024-07-08
区間最大上昇率
+570.7%
RPS120 初回80突破
2024-07-08
シグナル時の終値
$178.69
現在の終値
$552.30
AMD Advanced Micro Devices RPS K線復盤図

復盤分析

AMD は Intel の主要な競合であり、AI GPU 市場(MI300X シリーズ)の重要な参加企業です。RPS120(RPS指標=相対価格強度)が 2024 年 7 月に初めて 80 を突破した際、シグナル時の株価は約 $178.69、以後の区間騰落率は +570.7%。AMD の事例は、AI 算力分野において市場シェアがトップでない企業でも、RPS が継続的に強ければ十分に高いリターンが得られることを示しています。これは CANSLIM の「基本面で最良の株に賭けるのではなく、市場で強い銘柄に従う」という核心的理念を裏付けるものであり、本資料は投資助言ではありません。

META Meta Platforms, Inc. +240.2% ソーシャルメディア/AI RPSシグナル:2024-07-08
区間最大上昇率
+240.2%
RPS120 初回80突破
2024-07-08
シグナル時の終値
$526.28
現在の終値
$668.59
META Meta Platforms RPS K線復盤図

復盤分析

Meta Platforms(META)は世界最大級のソーシャルメディア企業で、近年は AI 基盤への投資を大幅に拡大しています。RPS120(相対価格強度)が 2024 年 7 月に初めて 80 を突破した際、シグナル時の株価は約 $526、以後の区間騰落率は +240.2%。META の RPS シグナルは 6 回出現しており、同銘柄が上昇サイクルを通じて継続的に強さを保っていたことを示しています。大型テクノロジー株においては、機関投資家の資金流入が RPS 上により明瞭な軌跡を残すため、RPS 指標の信頼性は小型株より高い傾向があります。

AXON Axon Enterprise +297.5% 公共安全テクノロジー RPSシグナル:2024-07-08
区間最大上昇率
+297.5%
RPS120 初回80突破
2024-07-08
シグナル時の終値
$302.48
現在の終値
$572.38
AXON Axon Enterprise RPS K線復盤図

復盤分析

Axon Enterprise(AXON)は法執行テクノロジー分野のリーダーで、製品にはテイザー(Taser)や法執行用カメラが含まれます。近年は AI 駆動の法執行データプラットフォームに注力しています。RPS120(相対価格強度)が 2024 年 7 月に初めて 80 を突破した際、シグナル時の株価は約 $302、以後の区間騰落率は +297.5%。AXON は「ニッチな分野で強さを持つ銘柄」の典型例であり、RPS 指標は人気セクターに限らず、どの業種でも強い銘柄を識別できることを示しています。

AAPL Apple Inc. +85.6% コンシューマーエレクトロニクス/AI RPSシグナル:2024-07-08
区間最大上昇率
+85.6%
RPS120 初回80突破
2024-07-08
シグナル時の終値
$227.82
現在の終値
$313.17
AAPL Apple RPS K線復盤図

復盤分析

Apple(AAPL)は時価総額で世界最大級の企業で、近年は Apple Intelligence 系列の AI 機能を展開しています。RPS120(相対価格強度)が 2024 年 7 月に初めて 80 を突破した際、シグナル時の株価は約 $227、以後の区間騰落率は +85.6%。AAPL の上昇幅は相対的に小さめであり、これは超大型株の特徴—変動幅は小さいが安定性が高い—と一致します。安定したリターンを求める投資家にとって、AAPL や META のような大型時価総額の強勢株は RPS 戦略におけるリスクの低い選択肢になり得ます。

よくある質問

米国株の大牛株が動き出す前、RPS にはどのような特徴があるか?
米国株の大幅上昇前、RPS120 は通常、株価の本格的な始動前 1〜8 週間で初めて 80 を突破します。例えば NVDA の場合、RPS120 は 2024 年 7 月に初めて 80 を突破し、その後株価は約 $128 から最高 $175 超まで上昇し、区間騰落率は超 756% に達しました。米国株の RPS シグナルは中国A株 に比べて信頼性が高い傾向があり、米国市場の市場効率性や機関資金の早期集積が RPS に先行して反映されるためです。
米国株での RPS を用いた銘柄選定と IBD の相対強度(RS Rating)にはどのような違いがあるか?
IBD(Investor's Business Daily)の相対強度スコア(RS Rating)と RPS は本質的に同義で、いずれも銘柄が市場に対して示す価格強度の百分位を示します。IBD は 1〜99 のスコアを使用し、RPS Stock は 0〜100 のパーセンタイルを用います。IBD は RS≥80 の銘柄を推奨しており、これは RPS Stock の RPS≥80 に相当します。RPS Stock の優位性はその市場の広がりとデータカバレッジにあり、RPS は中国A株、香港株、米国株、日本株 といったグローバル市場をカバーしている点で IBD(主に米国株対象)と異なります。
AI ハイテク株の RPS 特徴は何か?
2024–2026 年の AI ハイテク株(NVDA、AMD、AVGO 等)に見られる RPS の特徴は、RPS120 が長期にわたり 80 以上を維持し、複数回にわたって高値から短期的に調整した後に再び強含む「旗形整理(フラッグ)」の形を繰り返す点です。このような形は一般に押し目買い・加注の好機となります。例えば AVGO は 2024–2026 年に RPS120 が複数回の旗形整理を形成し、各整理後に新たな上昇局面を迎えました。
RPS を使って米国株の強勢株をどうスクリーニングするか?
RPS Stock の米国株ランキングで RPS120≥80 の銘柄を抽出し、さらに以下の条件で絞り込みます:1)株価が 10 週移動平均線を上回っていること(銘柄スクリーニング の基本条件);2)ブレイク時に出来高が拡大していること;3)所属セクター全体の RPS も強いこと(セクターローテーション を考慮)。上記を満たす銘柄は CANSLIM 選定法の優良候補となります。

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米国株の高 RPS 事例はどのように解釈するか?

本ページは米国株市場におけるRPS上位の過去事例を一覧化しており、観察時点、RPS値、業種分類およびその後のパフォーマンスを含みます。米国株はWilliam O'NeilのCANSLIM体系が発祥した市場であり、同体系が推奨するRPSの閾値は80です。現在の米国株の有効サンプルは7,648銘柄で、そのうちRPS ≥ 90の銘柄は約768銘柄です。

方法論の境界声明:本ページの事例は事後的な回顧であり、サバイバーシップバイアスが存在します。高 RPS が後続の上昇を保証するわけではありません──同時期に高 RPS であったにもかかわらずその後下落した銘柄は掲載されていません。読者はこれに基づき RPS の予測勝率を推定すべきではありません。RPS は過去の相対強度を記述する銘柄横断のパーセンタイル順位であり、予測指標ではありません。投資助言ではありません。

データスナップショット日:2026-08-13 | 計算方法の詳細は参照 RPS 方法論、 四市場のデータカバレッジアーカイブ | 編集とデータ標準は参照 研究説明