🇯🇵 日本株 RPS の歴史的強株リプレイ:5 事例の深堀分析
💡 コア結論
本稿は近年の日本株市場における 5 銘柄の RPS 強勢株をリプレイしました。データは次のことを示しています: RPS120 が初めて 80 を突破したとき は、往々にして株価の大幅上昇の早期シグナルとなります。SoftBank Group は RPS シグナル発生後に最終的に +599.8% の上昇率を記録し、東京エレクトロンは +434.2%を達成しました。RPS 指標は機関主導の日本株市場で高い有効性を示しています。
事例一覧
| 銘柄 | コード | 区間最大上昇率 | RPS120 が初めて 80 を突破した時期 |
|---|---|---|---|
| ソフトバンクグループ ソフトバンクグループ | 9984.T | +599.8% | 2024-06-17 |
| 東京エレクトロン 東京エレクトロン | 8035.T | +434.2% | 2024-06-17 |
| 信越化学 信越化学工業 | 4063.T | +124.3% | 2024-07-29 |
| ダイキン工業 ダイキン工業 | 6367.T | +100.1% | 2026-05-04 |
| キーエンス キーエンス | 6861.T | +68.0% | 2026-05-04 |
事例一:ソフトバンクグループ(9984.T)— +599.8%
ソフトバンクグループは孫正義が設立した日本のテクノロジー投資大手で、傘下のビジョンファンドは Arm Holdings や OpenAI 等の AI 領域の中核資産を保有しています。AI ブームの追い風を受け、株価は 2024 年の安値から持続的に上昇しました。
RPS カーブを見ると、ソフトバンクの RPS120 は 2025 年下半期に長期的に 90 以上を維持しており、これは典型的な“スーパー強勢株”の特徴であり、機関が継続的に買い増しを行い、個人投資家の追随が正のフィードバックを生んだことを示します。
事例二:東京エレクトロン(8035.T)— +434.2%
東京エレクトロンは世界有数の半導体製造装置供給企業で、グローバルな AI チップ需要の急拡大を受けて、ウェハ製造装置の受注が連続して過去最高を更新しています。
東京エレクトロンはTSMCやASMLと同様に半導体装置のコアサプライチェーンに属します。RPS(相対価格強度)が強さを示すときは、半導体装置セクター全体が同時に強含むことが多く、セクターローテーションの先行指標として活用できます。
事例三:信越化学工業(4063.T)— +124.3%
信越化学は世界最大の半導体シリコンウェーハ製造メーカーであり、同時にPVC樹脂の世界的リーダーでもあります。シリコンウェーハ事業は半導体の景気循環と高い相関があります。
事例四:大金工業(6367.T)— +100.1%
ダイキン工業は世界最大の空調メーカーであり、データセンター冷却需要の急増を背景に、商用空調および液冷システム事業に新たな成長エンジンが生まれています。
事例五:キーエンス(6861.T)— +68.0%
キーエンスは工業用センサーおよびマシンビジョン分野の世界的リーダーで、非常に高い粗利率(約80%)で知られています。製造業の自動化需要が回復する中で、キーエンスの受注は改善し始めました。